お客様の目から見た劣化診断

建物は1棟毎に条件や状態はバラバラですから、劣化の進み方もバラバラです。劣化の原因は、コンクリートの成分によるものや施工時の不具合によるもの、地震による建物の揺れや寒暖の差による伸び縮みなどがあります。常日頃から、劣化の進行を気にして見てください。

劣化診断レベル1

築後5~10年
施工不良などがあれば、クラックや漏水などがあらわれます。

クラック 鉄筋爆裂 塗膜
コンクリート壁面のサッシュ周りなどに、ななめの筋に見える「ヒビ割れ」が入ります。 コンクリートの中に隠れている鉄筋が錆びて錆汁が出てきています。 塗膜表面に光沢がなくなり、一部白化(チョーキング)が進んでいます。触ると指に白い粉がつきます。

劣化診断レベル2

築後10~15年
改修時期にさしかかりました。

クラック 鉄筋爆裂 塗膜
クラックといわれる壁面のヒビの幅が0.3mm以上になり、雨水が進入してしまいます。内部への漏水が心配です。 コンクリート内部の鉄筋の錆が進行して表面のコンクリートを押し出しています。 鉄部の塗膜は部分的に錆が発生しております。

劣化診断レベル3

築後15年以上
改修時期を過ぎてしまい、劣化が進行しています。 至急処理しないと漏水・落下事故がいつ発生してもおかしくない危険な状態です。

クラック 鉄筋爆裂 塗膜
かなり広範囲のクラックで隙間から建物の中に水が入り込み漏水が進行中。 コンクリート内部の鉄筋の錆が進行して表面のコンクリートを押し出しています。 鉄部の塗膜は部分的に錆が発生しております。

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